キャデラックは6月6日、2023年までに市販する新型クロスオーバー車に、「V2X」コミュニケーション技術を搭載すると発表した。
キャデラックは2017年、『CTSセダン』に「V2V」(車車間通信)を導入。これを一歩進めて、2023年までにV2Xの実用化を目指す。
V2Xは、通信が車車間に限定されるV2Vとは異なり、車とあらゆるモノとの直接通信を可能にするもの。セルラーV2Xでは、ミリ波レーダーやレーザースキャナー「LIDAR」、カメラシステムなどの車両に搭載されたセンサー技術により、車両の通信能力を向上させることが見込まれている。
V2Xを利用すると、危険な道路状況や信号機の状態、道路工事の状況などを、車両に通知できる。キャデラックは、事故を回避するために、ドライバーに危険情報を警告することも可能、としている。
キャデラック、新型クロスオーバー車に「V2X」搭載へ 2023年までに
2018年06月07日(木) 21時30分
関連ニュース
- 米国大統領専用車「キャデラック ワン」来日仕様車を1/43スケールで再現 (04月13日 16時00分)
- キャデラック、高性能な「Vシリーズ」初のEVを示唆…コンセプトカー予告 (03月14日 14時00分)
- キャデラック最強セダン、668馬力『CT5-Vブラックウィング』に改良新型…6速MTが標準 (02月02日 12時15分)
- キャデラックのスポーツセダン、『CT5-V』に改良新型…ツインターボは360馬力に強化 (01月27日 18時00分)
- キャデラックの新型SUV、写真公開…『VISTIQ』でEVラインナップ拡大 (12月15日 17時30分)