キャデラックCTSのV2Vシステム(参考画像)

キャデラックは6月6日、2023年までに市販する新型クロスオーバー車に、「V2X」コミュニケーション技術を搭載すると発表した。

キャデラックは2017年、『CTSセダン』に「V2V」(車車間通信)を導入。これを一歩進めて、2023年までにV2Xの実用化を目指す。

V2Xは、通信が車車間に限定されるV2Vとは異なり、車とあらゆるモノとの直接通信を可能にするもの。セルラーV2Xでは、ミリ波レーダーやレーザースキャナー「LIDAR」、カメラシステムなどの車両に搭載されたセンサー技術により、車両の通信能力を向上させることが見込まれている。

V2Xを利用すると、危険な道路状況や信号機の状態、道路工事の状況などを、車両に通知できる。キャデラックは、事故を回避するために、ドライバーに危険情報を警告することも可能、としている。

キャデラックCTSのV2Vシステム(参考画像)