BMWグループは6月6日、新型BMW『X5』に部分自動運転を含めた最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載すると発表した。
新型X5に採用されるのが、「BMWパーソナルCoPilot」。最新世代のアクティブクルーズコントロール(ACC)は渋滞走行中を含めて、前車との間に一定の距離を保ちながら、自動で追従走行できる。ストップ&ゴー機能は、任意の速度をベースに、前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、低速走行時には車両停止まで制御を行う。
また、ステアリング&レーンコントロールアシストと、レーンチェンジアシストを設定。レーンチェンジアシストは、ウインカーレバーを車線変更したい方向に保持するだけで、自動的に車線変更を開始することができる。レーンキーピングアシストには、側面からの衝突を保護する機能が付く。
さらに新型X5には、BMW初の緊急停止アシストを設定。ドライバーが運転中、急病などの理由で運転が困難になった場合、電動パーキングブレーキスイッチを引くことで作動。緊急停止アシストがハザードランプを点滅させながら、車両を自動的に路肩などの安全な場所に停車させ、コールセンターに自動通報を行う、としている。
BMW X5 新型に緊急時の自動路肩停止システム…部分自動運転も可能
2018年06月07日(木) 16時45分
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