コンチネンタル本社(参考画像)

コンチネンタルは6月5日、従業員が「WhatsApp」(ワッツアップ)や「Snapchat」(スナップチャット)などのソーシャルメディアアプリをグローバル企業ネットワークで使用することを禁止した、と発表した。

コンチネンタルによると、これらのソーシャルメディアアプリは、個人データの保護に関して、不備があるという。

欧州では2018年5月、一般データ保護規則(GDPR)が施行された。ドイツ当局や裁判所は、ソーシャルメディアアプリが個人データの保護に与える影響に、深刻な懸念を表明している。そのため、コンチネンタルはビジネス上の利益、従業員、ビジネスパートナーを保護するため、従業員が現行バージョンのWhatsAppやSnapchatを使用することを、禁止することを決めた。

ただしコンチネンタルは、プロバイダーが基本設定を変更して、アプリがデータ保護規制に準拠していることが確認できた場合、この禁止を解除する、としている。