日立化成は6月6日、アイドリングストップ車用バッテリー「タフロングG3」が、第17回GSC賞 経済産業大臣賞を受賞したと発表した。

GSC賞は、新化学技術推進協会(JACI)より、グリーン・サステイナブル ケミストリー(GSC)分野に貢献する優れた業績を挙げた個人、団体に与えられるもの。その中でも経済産業大臣賞は産業技術の発展に貢献した個人、団体に贈られる。

タフロングG3は、耐久性を高めたアイドリングストップ車(ISS車)用バッテリーとして2016年6月より発売。ISS車用バッテリーとして初の「38か月保証(距離無制限)」を実現している。またタフロングG3は走行中に短い時間で充電でき、充電に必要なエネルギーの低減が可能なため、燃費も向上。同社では、タフロングG3搭載により、年間約75万トンのCO2削減に貢献したと推計している。

今回の受賞では、バッテリーの高耐久性を実現している点や、CO2削減に貢献する製品である点が高く評価された。