トリコロールタイヤ

ピレリは6月2日、イタリアの祝日「共和国記念日」を、カラータイヤのスペシャルエディション「トリコロールタイヤ」で祝福した。

共和国記念日は、第二次世界大戦後の1946年、王政を廃し共和制となることを国民投票によって決定した、歴史的な日を祝う国民の休日だ。ピレリはこの共和国記念日祝賀イベントのために特別な「トリコロールタイヤ」を製造した。

トリコロールタイヤは、記念日前日に東京都港区の駐日イタリア大使館官邸で行われた祝賀セレモニーで、ジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使、ピレリジャパンのディミトリオス・パパダコス社長出席のもと贈呈・披露された。

ピレリが世界各国でイタリア共和国記念日を祝福するために限定製造したトリコロールタイヤは、ドイツ、英国、中国、ロシア、米国、UAE、サウジアラビアの各大使館の車両に装着される。また、パリ、アンカラ、東京、メキシコシティ、ブラジリア、ブエノスアイレスの各イタリア大使館と、ローマのイタリア外務省では、6月2日よりトリコロールタイヤが展示されている。

ピレリは、公道用のカラータイヤである「ピレリ・カラーエディション」を製造している。ピレリ・カラーエディションは、多様なカラーをサイドウォールへ定着させるピレリ独自の技術により実現。F1に2011年から投入しているカラータイヤの経験を活用し、ラベリングシステムを改良し、性能に影響をおよぼすことなく、カラーの光沢を維持し、色あせを防ぐ新素材を開発した。