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国土交通省は、ビッグデータを活用した交通安全対策の新たな展開を模索するため、「生活道路交通安全フォーラム」を6月21日に星陵会館 ホール(東京都千代田区永田町)で開催する。

生活道路の交通安全対策は、ビッグデータの活用によりヒヤリ・ハット箇所を見える化できるようになるなど、これまで蓄積された知見と新技術を組み合わせて活用することで、より効果的な取り組みにつなげることが可能となってきた。

フォーラムでは、こうした取り組みを全国展開し、生活道路の交通安全対策を強化するため、最新の取り組みを共有するための講演・紹介や、交通安全の専門家によるパネルディスカッションを実施する。

埼玉大学大学院の久保田尚教授が「通学路等の事故の現状と生活道路対策」と題した基調講演を行うほか、国土交通省、文部科学省、警察庁が施策を、新潟県新潟市と佐賀県佐賀市が事例をそれぞれ紹介する。さらに「生活道路の交通事故死者ゼロに向けて〜子どもの交通安全から考える〜」と題したパネルディスカッションを行う。

国交省のウェブサイトから参加を申し込む。参加費は無料。