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トヨタ自動車と豊田通商は1日、アフリカ市場において、トヨタグループの力を結集し、トヨタのアフリカ市場における営業関連業務を、2019年1月を目途に豊田通商に全面的に移管する方向で検討を進める覚書を締結した。

アフリカは、自動車市場として急成長が見込まれる地域だ。豊田通商はアフリカビジネスにおいて、(1)地域軸でアフリカに特化した「アフリカ本部」を擁し、(2)アフリカ市場の54の国・地域の内、53の国・地域で事業を展開、(3)1万人以上のグループ社員がアフリカ地域内で業務に従事、といった強みを持っている。

トヨタで行なっていたアフリカ関連の営業業務を豊田通商に移管することで、より市場に近い「現場」で両社社員が切磋琢磨し、トヨタグループ一人ひとりの人材育成がより進む、とも両社は考えている。

なお、今回の検討の範囲に、Toyota South Africa Motors (Pty) Ltd.(南アフリカ共和国)の現地事業は含まれない。

トヨタグループはアフリカ市場においてグループの力を結集し、事業を通じて地域の発展に貢献するとともに「町いちばんのサービス」の提供を可能にする、という。