マツダCX-8

国土交通省が発表した2017年度のJNCAP「自動車アセスメント」の結果によると、マツダ『CX-8』が衝突安全性能と予防安全性能の両方で最高得点となった。

2017年度の結果によると衝突時の乗員や歩行者の安全性を評価する衝突安全性能評価(208点満点)は乗用車10車種、軽自動車5車種の計15車種の評価を実施した。CX-8が193.9点で最高得点を獲得したほか、9車種が最高評価のファイブスター(★★★★★)賞を獲得した。

自動ブレーキのような事故を未然に防ぐ技術を評価する予防安全性能評価(79点満点)は乗用車14車種、軽自動車6車種の計20車種を評価した。日産『ノート』とマツダCX-8が予防安全性能評価で満点の79点を獲得した。また、ダイハツ『トール』(トヨタ『ルーミー/タンク』、スバル『ジャスティ』を同一車種と数える)を除く19車種が最高評価の「ASV++」を獲得した。

自動車アセスメントは自動車の安全性能を評価・公表することで、車に乗る人が安全な車選びをしやすいように、自動車メーカーが安全な車を開発するよう促進するために実施している。自動車事故対策機構(NASVA)が、市販されている自動車を対象に、衝突時の乗員の被害軽減性能、予防安全性能などの比較試験を行い、その結果を公表した。

日産ノート