ヤマハ発動機は、ロボティクス、知能化、IT領域の先進技術開発などを目的に、「ヤマハモーターアドバンストテクノロジーセンター(横浜)」を6月14日、横浜市港北区に開設すると発表した。
ヤマハ発動機の産業用機械・ロボット事業は、高速・多機能領域のサーフェスマウンターや高付加価値の統合制御型ロボットシステム等の販売が増加しており、成長が持続。また、2017年3月には新設した浜松ロボティクス事業所が稼働を開始し、表面実装機・産業用ロボットの生産台数・販売台数は大幅に増加した。
今回開設するヤマハモーターアドバンストテクノロジーセンターは、ロボティクス領域のAI・IoT・モーションコントロール・画像処理といった先進技術の開発拠点として、次世代ロボティクス技術開発を進めるとともに、データサイエンス、デジタルマーケティングなどの知能化領域、IT領域の技術活用を進めるため、各分野の高度専門人材を順次投入・獲得・育成していく。同時に、同センターをオープンイノベーション拠点として位置づけ、先進技術領域における知見・強みを持つ企業・大学/研究機関との連携・協業を推進する。
なお、センター長にはロボティクス事業部 先行開発部所属の小林一裕氏が就任。配属人員は2018年内に15名程度、2021年内に50名程度を予定している。
ヤマハ発動機、先進技術開発拠点を横浜に開設へ ロボティクスや知能化など
2018年05月30日(水) 17時00分
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