BMWグループは5月28日、中国の電動車両向けバッテリー工場を拡張すると発表した。
このバッテリー工場は、中国の遼寧省の瀋陽市に立地。BMWグループの中国におけるパートナー、華晨中国汽車(ブリリアンスチャイナ)との合弁工場として建設された。BMWグループにとって、中国初のバッテリー工場となる。
同工場で生産されるバッテリーは、『5シリーズセダン』のプラグインハイブリッド車(PHV)に搭載。今回の同工場の拡張は、『X3』ベースのEV、『iX3』の2020年からの中国現地生産に備えるのが目的となる。
BMWグループは2025年までに、BMWとMINIの両ブランドの電動パワートレーン搭載車のグローバル販売比率を、15〜25%へ高める電動化戦略を掲げる。中国初のバッテリー工場の拡張は、この戦略において重要な役割を担う。
BMW X3 のEV仕様を生産準備…中国初のバッテリー工場を拡張へ
2018年05月29日(火) 10時30分
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