BMWグループは5月25日、『i8ロードスター』の最初の量産車となる18台を、「BMW i8クラブ」の会員に引き渡した、と発表した。
i8ロードスターはBMWグループのサステイナブルブランド、「i」のプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー、『i8』のオープンモデル。クーペボディのみのi8に、ロードスターが追加され、iブランドは『i3』を含めて、3車種にラインナップを拡大した。
パワートレーンは、前輪をモーター、後輪をエンジンで駆動するPHVスポーツカー。エンジンは1.5リットル直列3気筒ガソリンターボで、最大出力231hp、最大トルク32.6kgmを発生。モーターは最大出力143hp。エンジンとモーターを合わせて、最大出力374hpを引き出す。
モーターとエンジンがフル稼働した状態では、0〜100km/h加速4.6秒、最高速250km/h(リミッター)のパフォーマンスを実現。二次電池は、蓄電容量11.6kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは最大53kmをゼロエミッション走行可能。また、i8ロードスターは欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量46g/km。全自動のルーフは15秒で開閉でき、50km/h以下なら走行中でも開閉できる。
今回、BMWグループはi8ロードスターの最初の量産車となる18台を、BMW i8クラブの会員に引き渡し。BMW i8クラブは世界規模で活動しているi8のオーナーズクラブ。彼らに納車されたのは、i8ロードスターの発売記念車として、世界限定200台で設定された「ファーストエディション」のうちの最初の18台。BMWグループはi8クラブの熱烈なファンのために、専用シリアルプレートなどの特別装備を採用した、としている。
BMWが i8 ロードスター納車開始、最初の18台はオーナーズクラブ会員へ
2018年05月28日(月) 16時00分
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