23日正午ごろ、岡山県倉敷市内の市道で、交差点を進行していた乗用車とワゴン車が出会い頭に衝突する事故が起きた。ワゴン車は幼稚園の送迎用で、園児を含む5人が軽傷を負っている。

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岡山県警・水島署によると、現場は倉敷市神田付近で片側3車線の直線区間。交差点に信号機は設置されていない。乗用車が優先側を走行していたところ、交差道路から進入してきた幼稚園の送迎用ワゴン車と出会い頭に衝突した。

衝突によって双方のクルマが中破。ワゴン車に乗っていた5人(園児3人、引率の教諭、運転者)と、乗用車を運転していた同市内に在住する43歳の女性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

現場は見通しの良く、交通量が多い区間。一時停止義務はワゴン車側にあった。事故当時は弱い雨が降っていたという。警察ではワゴン車側に安全確認の怠りがあったものとみて、運転していた67歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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ワゴン車が進入しようとしていたのは交通量の多い片側3車線の道路。信号機は設置されていないが、一時停止の義務はワゴン車の側にあり、警察では安全確認を怠っての漫然進入が事故につながったものとみているようだ。