ヴァレオジャパンのつくばテクノセンター

ヴァレオジャパンは、政府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム」に加わり、ダイナミックマップの実証実験に2018年度から参加する。23日に発表した。

ヴァレオが日本政府主導の自動運転プロジェクトに参画するのは初めて。

ダイナミックマップ大規模実証試験では、地図更新や動的な情報配信、紐付けに関する検証、参加者による動的情報を紐付けたダイナミックマップの活用検証、国内外関係組織との意見交換や議論を通じ、国際連携活動を推進する。

ヴァレオは、自動運転を実現するためのダイナミックマップ大規模実証実験に参加することで、日本の自動車産業の産学官の取り組みに参画する。

日本法人のヴァレオジャパンは、茨城県つくば市につくばテクノセンターを構え、自動運転や運転支援の開発とテストカーによる試験を行っている。ヴァレオが持つ各種センサー、ハードウエア、ソフトウエアなど自動運転システムに関するソリューションを駆使してダイナミックマップの改善と実用化に向けた取り組みに貢献していくとしている。