韓国キアが、2017年のフランクフルトモーターショーで初公開した『プロシードコンセプト』がいよいよ市販化されることが確実となった。流麗なボディシルエットがどこまで市販モデルに反映されるか注目される。
プロシードコンセプトは、ワゴンタイプながらクーペのようなスタイルを持ち、スピード感のあるボディラインを特徴とするシューティングブレークだ。公開当初は、市販化はないと見られていたが、遂に開発車両を捉えた。
フルカモフラージュのためデザイン詳細は不明だが、3月のジュネーブモーターショーで登場したばかり主力コンパクト、『シード』の派生モデルのため、フロントマスクは共通のデザインとなるだろう。新型シードは、スポーツサルーン『スティンガー』からインスパイアされた、アグレッシブなフロントマスクが採用されている。コンセプトモデルと比較すると、強い傾斜を持つDピラーは同じだが、ルーフラインは実用性を重視し若干高めにされているようだ。
10月のパリモーターショーでシードファストバックの公開が予想され、その後ハイパフォーマンスモデル「GT」、さらにクロスオーバーSUVと派生モデルを展開するようだ。シューティングブレークのワールドプレミアは、2019年以降となるだろう。
キアの美しすぎるシューティングブレーク、市販モデルの実現度は?
2018年05月23日(水) 15時00分