テスラ・モデル3(北京モーターショー2018)《撮影 平川亮》

米国のEVメーカー、テスラのイーロン・マスクCEOは5月20日、テスラ車のオーナー向けに、新たなコネクティビティサービスを近い将来、導入すると発表した。

このコネクティビティサービスは、万一の故障などの際、テスラの技術者が現場まで修理に来てくれる救援サービス。この救援サービスが近い将来、ユーザーがスマートフォンなどの画面を操作することで、依頼できるようになる。

テスラはすでに、ワイアレスアップデートで車両を改善し、サービスセンターへの入庫頻度を最小限に抑える制度を導入。リモート診断により9割の不具合は、サービスセンターへの入庫なしに診断することを可能にしている。

また、「スマートアラート」では、ユーザーに必要なアクションを通知。オーナー自身で行える簡単な修理方法を学んだり、テスラ サービスチームとのやり取りが行える。

イーロン・マスクCEOは、「間もなくテスラ車のオーナーは、(スマートフォンなどの画面を)数回タップするだけでサービスを依頼できるようになる」、としている。

Will soon enable Tesla owners to request service from their phone with a few taps. Tesla Ranger will come to you to take care of your car. No need to bring the car in yourself & zero paperwork.— Elon Musk (@elonmusk) 2018年5月20日

テスラ・モデル3