日野自動車は、デンソーが発売した、脇見・居眠り警報装置「ドライバーステータスモニター」を5月25日より全国の販売会社で取扱いを開始する。
日野は「交通事故死傷者ゼロ」を掲げ、業界に先駆けて安全性能の向上に努めており、PCS(衝突被害軽減ブレーキ)はすでに大型・中型・小型トラックおよび大型観光バスに標準装備。さらに、既販車への安全装備充実に注力しており、衝突防止補助システム「モービルアイ」の取り扱いを1月31日より開始。今回、後付安全補助装置の第2弾として、ドライバーステータスモニターの取扱いを開始する。
ドライバーステータスモニターは、車室内のカメラで撮影したドライバーの顔の画像から、脇見、眠気、居眠り、不適切な運転姿勢などの運転状態を推定し、音声で警告。検出した運転中のドライバーの状態はSDカードに記録され、運行管理者とドライバーは警報の回数や警報時のドライバーの画像などの運転状況を振り返って安全運転指導に役立てることができる。
日野は、引き続き、先進技術の積極的な開発に努めるとともに、既販車への安全装備も充実させていく。
日野、ドライバーステータスモニターの取扱い開始 後付安全補助装置の第2弾
2018年05月16日(水) 20時30分
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