米SCGの新型スーパーカー、004Sのレーシングカーのティザースケッチ

米国のスポーツカーメーカー、「SCG」(スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス)は、新型スーパーカー『SCG 004S』のレーシングカーを、2020年モデルとして設定すると発表した。

SCG 004Sは、同社の市販モデルとしては、『SCG 003S』に続く第二弾モデル。2018〜2019年にかけて、導入モデルを25台生産。2020〜2021年頃から、通常モデルを年間250台生産する計画を掲げる。

パワートレーンには、5.0リットルのV型8気筒ガソリンツインターボを搭載。最大出力650hp、最大トルク73.4kgmを発生する。レッドラインは8200rpmという高回転志向エンジンとなる。カーボンファイバー製のボディとシャシーを採用。車両重量は1180kgと軽量に仕上げられる。

また、SCG 004Sには、センターシートレイアウトを採用。運転席がフロント中央にあり、その後方の左右にシートをレイアウト。乗車定員は3名となる。センターシートレイアウトは、マクレーレン『F1』でも見られたもの。トランスミッションは6速MTが基本で、パドルシフトの2ペダルはオプション。SCG 004Sの価格は、およそ40万ドル(約4360万円)

今回同社は、SCG 004Sのレーシングカーを、2020年モデルとして設定すると発表。参戦カテゴリーに応じて、「GTE」、「GT3」、「GT4」の3モデルを開発する予定。また、市販モデルのSCG 004Sについては、「CS」と命名される公道走行可能なサーキット仕様を投入する計画。なお同社は、SCG 004Sのレーシングカーのティザースケッチを公開している。

米SCGの新型スーパーカー、004Sのレーシングカーのティザースケッチ