KITARO×バイクのサービスイメージ

オークネットは、リアルタイムテレマティクスサービス「KITARO」の新ラインアップとなる、二輪車向け商品「KITARO×バイク」の実証実験を5月7日より開始した。

KITAROは同社が開発したクラウド型運行管理システム。小型のOBD IIアダプタを車両に取り付けるだけで、車両状態の24時間見える化を実現する。これまで四輪車向けのサービスとして提供していたが、二輪車向けサービス「KITARO×バイク」として新たに展開するための実証実験を開始した。

KITARO×バイクの実証実験は、同社が運営するアップガレージライダース足立竹ノ塚店が保有する10台のレンタルバイクを使用して行う。小型の位置情報通信端末を二輪車内部に取り付け、内蔵するGPS機能を使い管理画面上でリアルタイムの位置情報と走行履歴の確認を実現。実証実験では位置情報通信端末の動作確認および情報精度を検証し、早期の商用サービス提供を目指す。

KITARO×バイクを活用することで、レンタルバイク事業者が利用者に対する付加価値として走行履歴確認サービスを提供できるほか、盗難防止に役立てることもできる。また今後は、バイクを使用する宅配事業者やフードデリバリーサービス提供事業者にとっても利便性の高い運行管理システムを提供していく予定だ。