バーベキューに訪れた川の堤防道路でクルマを運転中に転落事故を起こし、同乗者を死傷させた男が逮捕された。死亡者は車外(屋根上)の乗車していたが、運転していた男にも飲酒の疑いがあるという。

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6日午後0時10分ごろ、京都府城陽市内の堤防道路を走行していた乗用車が路外に逸脱し、河川敷に転落する事故が起きた。この事故で車外に乗車していた男性1人が死亡しており、警察は運転者を逮捕している。

京都府警・城陽署によると、現場は城陽市水主付近の木津川河川敷。乗用車は車内に4人、車外(屋根上)に2人が乗った状態で堤防道路を走行していたが、この際にパランスを崩して横転。そのまま約5m下の河川敷に転落した。

車外に乗っていた男性2人のうち、23歳の男性がクルマの下敷きとなって全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。車内で助手席に同乗していた24歳の男性も打撲などの軽傷を負ったが、車外の1人を含めた残る同乗者3人にケガはなかった。運転していた同市内に在住する23歳の男にもケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)の現行犯で逮捕している。

クルマに乗っていた6人は現場の河川敷でバーベキューをしており、運転していた男もビールなどを飲んでいたものとみられる。警察では飲酒運転などが事故につながったものとみて、飲酒した量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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酔った勢いで屋根上にも乗り、酔った勢いで運転し、そして事故に至ってしまった。始めた頃は「単なる悪ふざけ」だったのかもしれないが、起こってしまった事故の結末は極めて重大なものとなった。