NTNは、世界最高水準の小型・軽量化を実現したプロペラシャフト用しゅう動式等速ジョイント「HEDJ-P」を開発。5月23日から25日の3日間、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」に出展する。
プロペラシャフトは4WD車などに使用され、トランスミッションの回転を車両の前後方向に伝達。また、プロペラシャフト用等速ジョイントはNVH(騒音、振動、乗り心地)を重視する高級乗用車、SUVへの適用が増加している。
新製品HEDJ-Pは、NVH特性のバランスに優れる従来品「HEDJ」をベースに、プロペラシャフト専用として再設計し、さらなる外輪の小径化や内輪の薄肉化などを追求。HEDJに対して同等性能を確保しながら17%の軽量化、6%の外径コンパクト化を達成した。
昨今のSUVや4WD車の人気に伴い、プロペラシャフト用等速ジョイントの需要は増加傾向。NTNは、NTNでは、SUVのプロペラシャフト用に最適なHEDJ-Pをグローバルに提案・市場展開していく計画だ。
NTN、プロペラシャフト用小型しゅう動式等速ジョイントを開発…人とくるまのテクノロジー2018に出展へ
2018年05月06日(日) 18時00分