アルパイン・ビッグX(参考画像)《撮影 雪岡直樹》

アルパインは4月26日、2018年3月期(2017年4月〜2018年3月)の連結決算を発表。営業利益は前期比145.0%増の大幅増益となった。

売上高は前期比11.1%増の2752億8100万円で3期ぶりの増収。大画面ナビ「ビッグX」シリーズなど、国内市販市場向けアルパインブランドの車種専用製品の売上が堅調に推移したほか、中国で欧州自動車向けナビの販売が好調だった。また、営業利益も増収効果に加え、研究開発費の効率化を図るなど固定費を削減したことで、同145.0%増の137億4800万円の大幅増。経常利益は同83.8%増の136億6900万円。当期利益は同20.2%増の93億2600万円となった。

今期の連結業績見通しは、売上高は前期比7.2%増の2950億円、営業利益は同5.4%減の130億円、経常利益は同12.2%減の120億円、純利益は同7.2%増の100億円とした。