トヨタ GRスープラ・レーシングコンセプト

トヨタ自動車は4月27日、『GRスープラ・レーシングコンセプト』が、ドライビングシミュレーションゲームの『グランツーリスモSPORT』に収録された、と発表した。

トヨタは2002年、同社を代表するスポーツカーのひとつ、『スープラ』の生産を終了。それから16年が経過した現在、次期スープラの開発が進行中。3月のジュネーブモーターショー2018で初公開されたGRスープラ・レーシングコンセプトは、次期スープラでのレース参戦を示唆したコンセプトカー。

GRスープラ・レーシングコンセプトは、ロングノーズ&ショートデッキの伝統的スポーツカーのフォルムを採用。フロントエンジン・リアドライブの2ドアクーペとした。コンパクトなボディには、レースの最前線で使われる軽量かつ高剛性なカーボンコンポジット材などを使用。左右に大きく張り出したフェンダーや大型リアウィング、ディフューザーなどは、優れた空力性能と走行性能を狙って開発された。

サスペンション、ホイール、タイヤ、ブレーキなどは、レース専用部品を装備。インテリアも、後方確認モニターがついたダッシュボードやレーシングシートに加え、パドルシフト付きステアリングホイール、コラム、ペダル、ロールケージなど、各種レース用装備が組み込まれた。

このGRスープラ・レーシングコンセプトが今回、『グランツーリスモSPORT』の最新アップデートで、バーチャル走行が可能に。後方確認モニターなどを装備したコックピットも忠実に再現した、としている。

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