タカタ製エアバッグ(ホンダ車) (c) Getty Images

国土交通省がまとめたタカタ製エアバッグのリコール改修状況によると、2018年3月末現在の改修率は88.4%だった。

タカタ製の欠陥エアバッグは異常破裂して金属片が飛び散って乗員が死傷する可能性があるため、リコール対象車両の改修実施の徹底に力を入れている。

2018年2月までに届け出たタカタ製エアバッグのリコール対象台数は、原因が特定されたリコールが254万0756台、予防的リコールが1653万8018台で、合計1907万8774台。これに対して改修を実施したのは原因が特定されたリコールが245万0156台、予防的リコールが1441万8326台で、合計1686万8482台だった。

改修率は原因が特定されたリコールが96.4%、予防的リコールが87.2%、合計が88.4%だった。

一方、2月以降にリコール対象車両が73万3792台追加されている。