オペル・アストラ

PSAグループは、同社のカルロス・タバレス会長が傘下のオペルのローシェラーCEOとともに、ドイツ政府のヒューベルトス・ハイル経済エネルギー大臣、ピーター・アルトマイヤー労働社会大臣と会談した、と発表した。

この会談はフランスのPSAグループの傘下に入ったドイツの自動車メーカー、オペルの持続可能な未来に関して、議論を交わすのが目的。オペルは現在、PSAグループの支援を受けながら、経営再建に取り組んでいる。

PSAグループはこの会談を受けて、オペルの業績が一定の条件以上に回復した場合、オペルのドイツ国内の工場などに、さらなる投資を行う用意があると発表。この投資は、オペルの持続可能性を保証し、経営再建を加速するものになるという。

なおPSAグループは、この協定プロセスを通じて、グループの従業員にとって最善の利益をもたらすドイツの組合との合意を得ることができると確信している、との声明を発表している。