コンビニエンスストアの駐車場へ進入してきたワゴン車が、他の駐車車両や場内を歩いていた従業員と接触する事故が起きた。クルマはそのまま店の建物にも突っ込んでいる。

☆☆☆

19日午前11時ごろ、長野県長野市内にあるコンビニエンスストアの敷地内駐車場でワゴン車が暴走し、駐車中のクルマと、場内を歩いていた男性に接触した後、店の建物に突っ込む事故が起きた。接触被害を受けた男性が負傷している。

長野県警・長野中央署によると、現場は長野市東和田付近にあるコンビニエンスストアの敷地内駐車場。駐車スペースに前向きで進入してきたワゴン車は駐車していた別のクルマと接触。その近くを歩いていた47歳の男性従業員にも接触した直後に急加速し、そのまま店の建物へと突っ込んだ。

この事故で接触被害を受けた男性が足を打撲するなどの軽傷。店内にいた客や従業員と、クルマを運転していた68歳の男性にケガはなく、警察は男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)などの容疑で事情を聞いている。

警察の聴取に対し、運転者の男性は「事故を起こしてしまったことは間違いない」などと供述しており、警察ではペダル踏み間違いが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

☆☆☆

クルマは前向きの状態で店の建物に突っ込んでおり、典型的なペダル踏み間違えの事故とみられる。最初の接触で気が動転し、アグセルとブレーキを踏み間違えたことで事故が拡大してしまった。