いすゞ自動車は、シェルジャパンおよび環境優良車普及機構と共同で、日本初となる大型LNG(天然液化ガス)トラックのモニター走行を2018年6月上旬から開始すると発表した。
いすゞ自動車は、環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の一つである「大型LNGトラックおよび最適燃料充填インフラの開発・実証事業」を受託し、LNGを燃料とする大型トラックの開発を進めてきた。今回、2台の大型LNGトラックを製作し、3社共同で日本初のL(LNG)+CNGステーションを開設。運送事業者によるモニター走行を開始する。
LNGは燃料のエネルギー密度が高く、搭載効率が優れるため、今回開発した大型LNGトラックでは1000km以上の航続距離を確保するとともに充填時間の短縮を実現している。いすゞは約20年にわたって天然ガス自動車の取組みを進めてきており、天然ガス自動車の普及促進に向けて、モニター走行で得られた情報を基に量産モデルの検討を進めていく。
いすゞなど、大型LNGトラックのモニター走行を6月上旬より開始 日本初
2018年04月16日(月) 16時08分
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