米国の環境保護局(EPA)は4月2日、オバマ前政権が定めた自動車の燃費規制を見直すと発表した。
2011年、当時のオバマ大統領は、新しい燃費基準を発表。米国内で販売する車の燃費を、2025年までに1ガロン当たり平均50マイル以上に引き上げることを、自動車メーカーに求める、としていた。
4月2日、米国の環境保護局(EPA)は、オバマ前政権が定めた燃費規制を見直すと発表。EPAはその理由として、オバマ前政権は政治的意図をもって中期評価プロセスを短縮し、現実と合わない基準についての前提を作り、基準を高く設定した、と指摘した。
米国環境保護局のスコット・プルイット長官は、「オバマ前政権の判断は間違っていた。現在の基準は適切ではなく、改訂されるべき」と述べている。
米環境保護局、オバマ前政権の燃費規制を見直しへ
2018年04月03日(火) 14時06分