ドイツに本拠を置く大手自動車部品サプライヤーのZFは、2018年の研究開発投資を増額すると発表した。
ZFは2018年、全世界で20億ユーロ(約2620億円)を大幅に超える投資を行う予定。電動パワートレーンやトランスミッションのハイブリッド化、安全システム、自動運転などの技術開発の促進に充当する。
これにより、2018年のZFの予算に占める研究開発投資の割合は、6.1%からおよそ6.5%に拡大。ZFは今後も、重点部門への投資を強化していく方針。
ZFの2017年の業績は、売上高が前年比3.6%増の364億4400万ユーロ(約4兆7740億円)。純利益は26.3%増の11億6700万ユーロ(約1530億円)だった。
ZFのヴォルフヘニング・シャイダーCEOは、「モビリティの世界は目まぐるしく変化している。あらゆる分野で先進的なソリューションを顧客に提供するべく、研究開発投資をさらに拡大する」と述べている。
ZF、2018年の研究開発投資を増額---電動化や自動運転の技術開発を促進
2018年03月30日(金) 14時15分
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