3月26日のVIPデー、27日のプレスデーに続いて28日から一般公開がはじまった「バンコクモーターショー2018」。世界中のほとんどの国がそうであるように、ここタイでもプレミアムカーの代表格といえばメルセデスベンツだ。
BMWやアウディ、そしてレクサスなどのプレミアムブランドもタイでのプレミアムカーマーケットに参入しているが、バンコクの街で見かける比率はメルセデスベンツが圧倒的に多い。
そんなメルセデスベンツだけに、バンコクモーターショーの会場での同社のブースは圧倒的に存在感がある。単に広いというだけでなく、まるで天守閣のように存在を主張する2階建ての建造物の周囲に25台以上のクルマを並べた、そのボリューム感に圧倒されるのだ。
バンコクモーターショー2018におけるそんなメルセデスブースの出展の目玉は、新型『CLSクーペ』。2017年11月のロサンゼルスモーターショーでデビューした3世代目がタイで発表されたのである。
タイでまず販売される新型CLSクーペに用意される仕様は、ディーゼルエンジンを積んだ「CLS 300d1 AMG Premium」。価格は490万バーツ(約1700万円)だ。エンジンは4気筒2.0リットルのディーゼルで254ps/500Nmを発生。追って「350d」、「400d」、「450」なども追加される予定だという。ラインナップのほとんどがディーゼルエンジンなのも興味深いところだ。
そして最大の注目はこの新型CLSが、日本でもまだ発売されていないこと。同じ右ハンドル仕様ながら、タイは日本よりも早くメルセデスの新型が発売されることが少なくないのだ。
メルセデスベンツは新型 CLS 右ハンドル車を世界初公開…バンコクモーターショー2018
2018年03月30日(金) 08時30分
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