MMCダイヤモンドファイナンス(Webサイト)

三菱自動車は3月27日、国内で同社製品向け販売金融事業を展開するMMCダイヤモンドファイナンス(MDF)を完全子会社化すると発表した。

MDFは、2007年に三菱オートクレジット・リースから個人向けオートクレジット事業を継承し、三菱自動車が47%、三菱UFJリースが50%、東京海上日動火災が3%の株式を有する合弁事業としてサービスを提供してきた。

三菱自動車は、販売金融事業を国内販売における重要かつつ戦略的な分野と位置付け、三菱UFJリースおよび東京海上日動火災と株式譲渡契約を締結。2社の全株式を4月2日付で取得し、MDFを連結子会社化する。子会社化に伴い、新車販売に合わせた魅力的な金融商品の提供や購入後のアフターセールスの充実、買い替えの促進といったバリューチェーンを強化し、金融と一体化した販売施策を展開することで、国内販売体制を強化していく。

三菱自動車の池谷光司副社長CFOは、「MDFは今後、これまで以上に全国の販売会社との連携を深め、魅力的な金融サービスを幅広く取り揃えることで、ユーザーの自動車購入をサポートしていく」とコメントしている。