ZFの最新の自動運転開発車両(参考画像)

ドイツに本拠を置く大手自動車部品サプライヤー、ZFは3月22日、2017年通期(1〜12月)の決算を発表した。

売上高は、364億4400万ユーロ(約4兆7120億円)。前年の351億6600万ユーロに対して、3.6%の伸びを示す。また、2017年通期の純利益は、11億6700万ユーロ(約1510億円)。前年の9億2400万ユーロから、26.3%増と大きく増えた。

大幅な増益を達成したのは、主力の乗用車および軽商用車向けの事業が好調だったため。Eモビリティ分野の売上げも、前年比7.2%増と伸びている。

ZFのヴォルフヘニング・シャイダーCEOは、「モビリティの世界の変化は速い。すべての分野において、先駆的なソリューションを顧客に提供していく」と述べている。