BMWグループは3月20日、ドイツ検察当局がBMWグループのミュンヘン本社など2か所に立ち入り検査を行った、と発表した。
今回の立ち入り検査は、BMWブランドの一部ディーゼル車のソフトウェアを調査する目的で行われたもの。『7シリーズ』のディーゼルエンジン搭載車「750d」と、『5シリーズ』のディーゼルエンジン搭載車「550d」が、対象になる。
BMWグループによると、内部テストの過程で、これら2車種に誤ったソフトウェアが搭載されていることが判明。ただし、排気ガスを操作する意図的な試みではないという。
BMWグループは該当の2車種およそ1万1400台について、当局の承認が得られ次第、リコール(回収・無償修理)を行う方針。ソフトウェアの修正を行う予定。
BMWグループは、「当局と完全に協力している。すでに内部調査を開始しており、収集したすべての情報を当局に提出していく」としている。
ドイツ検察、BMWグループに立ち入り検査…一部ディーゼル車のソフトウェアを調査
2018年03月21日(水) 23時43分
関連ニュース
- BMW『X3』新型、プロトタイプの写真を公開 (04月20日 12時30分)
- BMWの4ドアEVクーペ『i4』、改良新型を発表へ (04月20日 09時00分)
- BMWと放課後NPOが協働、未来のクルマを学ぶプロジェクト募集開始 (04月17日 09時40分)
- BMWの258馬力・直4ターボエンジンを搭載、モーガン『プラス4』に改良新型 (04月13日 18時00分)
- BMW M が新型車を発表へ…5月の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」 (04月11日 11時30分)