開発車両たちのウィンターテストがほぼ終わり、ニュルブルクリンクでの高速テストシーズンが始まった。早くも姿を見せたのが、レンジローバー『ヴェラール』に設定される最強モデル『ヴェラールSVR』のプロトタイプだ。
捉えたテスト車両は、大口エアインテークを装備するアグレッシブなフロントバンパー、巨大ブレーキを持つ大径ホイールが確認出来る。また以前のプロトタイプでは見られなかったフラップタイプドアも装着されているようだ。
リアを見ると両サイドのエキゾーストパイプの間に大型のディフューザーが装着されているのが見て取れる。またレポートによれば、現在SVR部門のエンジニアにより、エアサスペンションの最終調整に入っている模様だ。
注目の心臓部には、『レンジローバー スポーツ』から流用される5リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載。最高出力は550ps、最大トルクは680Nmが予想され、1800kg程度に絞られるボディと合わせハイパフォーマンスが期待できるだろう。
ワールドプレミアは、2018年夏から秋が予想される。
ニュル高速テストがシーズン入り…550馬力の「レンジローバー ヴェラール」、早くも爆走
2018年03月20日(火) 08時00分