三菱自動車は、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018で初公開した『アウトランダーPHEV』の2019年モデルに、最新の「S-AWC」(スーパー・オールホイール・コントロール)を搭載すると発表した。
S-AWCは、ツインモーター4WD、AYC、ASC、ABSを統合制御して、駆動性能と車両の旋回性能と安全性能を広範囲な走行条件で向上させる車両運動統合制御システム。各種センサーにより、ドライバーの操作、車両の挙動を検出。路面状況や走行シーンに合わせて、最適に駆動力や制動力を各車輪へ配分し、コントロールする。
2019年モデルでは、このS-AWCをアップデート。モーターのレスポンスを高めつつ、前後駆動力配分を最適化することで、旋回性能と加速性能を最大限に高めた「SPORT」モードを追加した。これにより、ワインディングなどでも応答性に優れ、俊敏なスポーツ走行を可能にするという。
さらに2019年モデルでは、「SNOW」モードを追加。モーターのレスポンスや車両挙動を穏やかにすることで、氷雪路のような滑りやすい路面での安定性とコントロール性を高め、より安心な運転を可能にした、としている。
三菱 アウトランダーPHEV、「S-AWC」に2つのモード追加…ジュネーブモーターショー2018
2018年03月15日(木) 08時15分
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