メルセデスベンツは3月14日、タイで電動車向けバッテリーの生産を行い、東南アジアにおける電動化戦略を加速させると発表した。
メルセデスベンツは、タイの現地パートナーTAAP(トンブリー・オートモーティブ・アセンブリー・プラント)との協力関係をさらに深め、バンコクの製造拠点に合計1億ユーロ以上を投資する予定。この投資を、工場の拡張と新しいバッテリー生産施設の建設に充当する。
バンコクでのバッテリー生産は、メルセデスベンツ乗用車の世界的なバッテリー生産ネットワークの一部となる予定。ダイムラーは、合計で10億ユーロ以上をバッテリー生産ネットワークに投資しており、ドイツ、米国、中国に生産拠点を持つ。
メルセデスベンツ乗用車の生産・サプライチェーン担当、MarkusSchafer取締役は、「タイでのバッテリー生産は、3大陸の6工場に対して、グローバルなバッテリー生産ネットワークを強化することになるだろう」と述べている。
メルセデスベンツがタイで電動車向けバッテリー生産へ…東南アジアの電動化戦略を加速
2018年03月15日(木) 08時00分
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