メルセデスベンツの新世代の家庭用充電システム「ウォールボックス」

メルセデスベンツは、同ブランドのEVとプラグインハイブリッド車(PHV)用の新世代の家庭用充電システム、「ウォールボックス」を発表した。

ウォールボックスでは、最大出力を22kWまで高めることで、充電効率を向上。ガレージの壁などに設置できるコンパクト設計とした。

スマートフォンを通じて、さまざまな機能をコントロールできる点も、ウォールボックス特徴になる。顧客はスマートフォンに、「Wallbox Web App」をダウンロード。これにより、スマートフォンから、車両の充電をコントロール。課金などのデータ管理も簡単に行える。

顧客はベーシックな「Wallbox Home」、インターネット対応の「Wallbox Advanced」、同時に2台の電動車を充電できる「Wallbox Twin」の3タイプから選択。2018年の夏から、欧州の顧客が利用できるようになる。

Wallbox AdvancedとWallbox Twinの2機種は、無線通信による自動認識システム「RFID」に対応。これにより、異なるユーザーの複数の車両を管理することが可能になる、としている。