中国・大連市の車載用角形リチウムイオン電池工場

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は3月13日、中国・大連市の車載用角形リチウムイオン電池工場が量産出荷を開始したと発表した。

ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車など、環境対応車の市場が年々拡大していく中、同工場は中国におけるパナソニック初の車載用角形リチウムイオン電池の生産拠点として準備を進めてきた。

同工場では、需要拡大が期待されている車載用リチウムイオン電池の中でも、高出力高容量で安全性の高い角形電池を北米市場や中国市場へ向け出荷を開始し、その後、供給先を増やし、環境対応車普及への貢献を目指す。

パナソニックは、同工場の量産出荷開始により、車載用リチウムイオン電池において、日本、米国、中国の世界3極での生産体制を構築。今後、これら拠点を活かし、車載電池のグローバル競争力を強化し、車載電池事業の拡大を図る。