BMWのフラッグシップ・4ドアセダン、『7シリーズ』改良新型の生産型プロトタイプを、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。以前キャッチしたミュールと異なり、生産型パーツを身にまとっている。
初めて撮影に成功した室内には、完全にデジタル化されたインストルメント・クラスタが見て取れる。これで、既に導入しているライバルのメルセデス『Sクラス』に機能面で追いつくことになる。
エクステリアで目を引くのは、これまでより大型化されたキドニーグリルだ。同ブランドの旗艦SUV『X7』開発車両でも似たグリルが見られることから、トップモデルとしてデザインを共有している可能性がある。またヘッドライト、及びテールライト、前後バンパーも刷新されており、室内外とも大掛かりな改良が施されると予想される。
今回捉えたプロトタイプには、フロントバンパーに大口エアダクト、サイドシル、ブルーのブレーキキャリパー、クワッドエキゾーストパイプなど、「Mエアロダイナミックパッケージ」を装着していることから、高性能『M760i』と思われる。
「M760i」改良新型に搭載されるパワートレインは、8速ステップトロニック・スポーツトランスミッションと組み合わされる、6.6リットルV型12気筒エンジンで、最高出力は、620psへアップデートされると予想される。自動運転技術は、アウディ『A8』と並ぶ「レベル3」が期待されている。
ワールドプレミアは、早ければ2018年秋だが、遅れれば2019年3月となりそうだ。
BMW 7シリーズ がSクラスに追いついた? 新型はフルデジタル・パネル採用へ
2018年03月11日(日) 15時00分
関連ニュース
- BMW『X3』新型、プロトタイプの写真を公開 (04月20日 12時30分)
- BMWの4ドアEVクーペ『i4』、改良新型を発表へ (04月20日 09時00分)
- BMWと放課後NPOが協働、未来のクルマを学ぶプロジェクト募集開始 (04月17日 09時40分)
- BMWの258馬力・直4ターボエンジンを搭載、モーガン『プラス4』に改良新型 (04月13日 18時00分)
- BMW M が新型車を発表へ…5月の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」 (04月11日 11時30分)