タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるドイツのコンチネンタルは3月8日、2017年通期(1〜12月)の決算を発表した。
同社の発表によると、売上高は、440億0950万ユーロ(約5兆7825億円)。前年の405億4950万ユーロに対して、8.5%増加した。
また、2017年通期の純利益は、29億8460万ユーロ(約3920億円)。前年の28億0250万ユーロに対して、6.5%の増益を達成している。
好決算の要因は、オートモーティブグループが、過去最高の400億ユーロを受注したため。とくに、先進運転支援システム(ADAS)向けのセンサーが、2017年の1年間で6億個以上を出荷して、収益性の向上に貢献した。
コンチネンタル取締役会のエルマー・デゲンハート会長は、「コンチネンタルは業界のパイオニアであり、強みを発揮する業界の技術変化を形作することができる」と語っている。
コンチネンタルの純利益6.5%増、先進運転支援向けセンサー好調 2017年通期決算
2018年03月09日(金) 13時28分
関連ニュース
- スワロフスキー製クリスタルに車載ディスプレイを組み込み、コンチネンタルが発表…CES 2024 (01月09日 20時00分)
- レベル4の自動運転トラックを2027年に実用化、コンチネンタルが最新技術をCES 2024で発表予定 (01月09日 09時30分)
- コンチネンタルタイヤ、2024年から価格改定へ (12月31日 10時00分)