いすゞ自動車は3月5日、栃木工場内に、小型トラック向け新型ディーゼルエンジンの新工場を新設し、生産を開始したと発表した。
新工場では、国内市場向け小型トラック『エルフ』に搭載する、平成28年排出ガス規制に対応した新型エンジンの生産を行う。栃木工場では、従来より大型・中型トラック搭載用のエンジンを生産しているが、これにより国内市場向け小型トラック用エンジンの生産が加わることになる。なお、海外市場向け小型トラック用のエンジンについては、引き続き藤沢工場で生産を行う。
新エンジン工場は、スマート工場としてIoTの活用による徹底した品質管理や、複数の工程をグループ化するセル生産方式を採用し、生産性を向上。また加工ライン飛散物回収システム導入による臭いや汚れの低減化や、作業負荷軽減を狙ったフロアーのフルフラット化、工場内照明の全灯LED化など、クリーンで環境負荷の少ない最新の工場となっている。
いすゞ、栃木工場内に新エンジン工場---小型トラック エルフ に搭載
2018年03月05日(月) 17時34分
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