ボッシュは2月28日、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)などの電動車両向けのバッテリーについて、セルの内製化を見送り、外部から調達すると発表した。
ボッシュがバッテリーセルの内製化を見送ったのは、経済的な理由によるもの。ボッシュによると、セルの働きに関する技術的理解を持つことは重要だが、セルを内製する必要はないと判断したという。
その一方でボッシュは、社内のシステムノウハウをベースに、電動パワートレーンの基幹コンポーネントである電動モーターやパワーエレクトロニクス、バッテリーシステムなどの開発と製造に、注力していく方針。
ボッシュは、バッテリーセルに関するノウハウを、引き続きコンピテンスセンターに蓄積。ボッシュは電動化戦略として、システムノウハウ、エネルギー効率、標準化を掲げており、2020年以降にマスマーケット化が予想されるeモビリティ市場のリーディングカンパニーとなることを目指す、としている。
ボッシュ、バッテリーセルの内製化を見送り…モーターやバッテリーシステムの開発と生産に注力
2018年03月01日(木) 19時00分
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