シトロエンC4カクタス改良新型

シトロエンは、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2018において、『C4カクタス』の改良新型モデルを初公開すると発表した。

C4カクタスは2014年春、『C4』ファミリーの小型クロスオーバー車として登場。ボディの前後とサイドに、空気カプセルを入れた弾力性に富む「エアバンプ」を装備するモデルを設定するなど、個性的なクロスオーバー車として支持されている。

ジュネーブモーターショー2018では、C4カクタスがデビューからおよそ4年が経過して、初の大幅改良を受ける。外観はヘッドライトやバンパーのデザインが見直され、表情が変化。C4カクタスの特徴のひとつであるエアバンプは、ボディのサイドシルの上部に、控えめに装着される。

メカニズム面では、中国向けの『C5エアクロス』に続いて、シトロエンの欧州向けモデルとしては初めて、サスペンションにPHC(プログレッシブ・ハイドロリック・クッション)を採用。開発の際に20件の特許が申請されているサスペンションで、伸び側と縮み側に2つの油圧ストップを追加。シトロエンによると、マジックカーペットのような乗り心地を実現するという。

室内には、世界初の「アドバンスド・コンフォート・シート」を新採用。シート内部の新開発の高密度フォームが、シートのへたりや経年劣化を防ぎ、長期間にわたって快適性を維持する、としている。

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