ポルシェのエントリー・クロスオーバーSUV『マカン』改良新型プロトタイプをカメラが捉えた。市販型パーツで身を固め、これまでで最も軽いカモフラージュからは、大きな進化を見ることができる。
接写した開発車両は、バンパー形状、シングルバーを備えるエアインテーク、ボンネットの一部、インジケーター、リアディフューザー、LEDストリップが左右を繋ぐテールライトのグラフィックなどが刷新されている。また『パナメーラ』新型と共有するヘッドライト、X型「LEDポルシェ・ダイナミック・ライトシステム」の装備も確認できる。
コックピットも初めてカメラにおさめることに成功した。現行モデルより拡張された、12.3インチディスプレイの新インフォテイメントシステムを装備。これにより、エアコン吹き出し口は下部へ移動されていることがわかる。また「ポルシェ・コミュニケーション・マネージメント・システム」により、Apple CarPlayやAndroid Autoの利用も可能となるはずだ。
パワートレインも刷新される。現行モデルの3リットルと3.6リットルエンジンによるラインアップは、新たに3リットルと2.9リットルターボに刷新。パナメーラから流用される3リットルエンジンは最高出力350psとなり、パナメーラ4Sの2.9リットルターボエンジンは最高出力440psが予想されている。さらにトップに君臨する「ターボ パフォーマンス」は、ライバルのメルセデス『AMG GLC63』の510psに対抗するため、現行の440psから500ps程度にブーストアップされる可能性もある。
ワールドプレミアは2018年前半と見られ、遅れてPHEVモデルの登場も期待されている。
ポルシェ マカン、初のマイチェンで内外装を大刷新!2.9Lターボも
2018年02月28日(水) 11時30分
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