BMWグループは2月26日、スペインで開幕した世界最大規模の携帯通信関連見本市、「MWC(モバイル・ワールド・コングレス2018)」において、レベル5の完全自動運転車のプロトタイプを初公開した。
現在、米国のSAE(自動車技術者協会)が定めている自動運転のレベルは、0〜5まで。最高のレベル5は、ドライバーが運転操作を行わない完全自動運転車となる。また、現時点で実用化されているのは、部分自動運転が可能なレベル3まで。
BMWグループがMWC 2018で初公開したのが、BMW『i3』をベースに開発されたレベル5の完全自動運転車のプロトタイプ。MWC 2018では、このi3を使って、近い将来の実現を目指す完全自動運転車のデモンストレーションを行った。
その内容は、スマートフォンにダウンロードした専用アプリを使うことで、ユーザーの元へ、完全自動運転のi3がやって来るというもの。運転操作が車両任せとなる完全自動運転車なので、移動中の乗員全員が楽しめる新開発のエンターテインメントシステムも搭載している。
BMWグループ、レベル5の完全自動運転車のプロトタイプを公開…MWC 2018
2018年02月27日(火) 06時45分
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