コンチネンタルの仮想スマートフォンキー

コンチネンタルは、スペインで2月26日に開幕する世界最大規模の携帯通信関連見本市、「MWC(モバイル・ワールド・コングレス2018)」において、仮想スマートフォンキーを発表する。

仮想スマートフォンキーは、コンチネンタルのスマートアクセスシステムの中核となるコンポーネント。改ざん防止のデータレコードで構成されている。

このキーは、ワイヤレスインターフェイス経由でスマートフォンに送信するバックエンドによる1回限りの認証が成功した場合にのみ、アクセスが可能。その後の通信は、スマートフォンと車両との間でのみ行われる。

スマートデバイス統合アクセス・ソリューションでは、車内の複数の次世代の低消費電力規格、「BLE」モジュールを使用して、承認済みのスマートフォンを車内と車外から特定できるようにする。近距離無線通信の「NFC」にも対応させた。

コンチネンタルによると、承認済みの仮想キーが検出されると、システムはドアを解錠してエンジンを始動する許可を出すという。