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英国に本拠を置き、エネルギー関連事業を展開する多国籍企業、BPは「2018年エネルギー市場予測」と題するレポートを発表した。

このレポートは毎年、BPが公表しているもの。2018年の最新レポートでは、世界の石油需要が2030年代後半にピークに達する、との予測を明らかにしている。

その要因の一つとして挙げられているのが、EVなどの電動車両の普及。BPによると、2040年の電動車(EVとプラグインハイブリッド車など)の世界全体での普及台数は、3億台を超え、乗用車全体にしめるシェアは、およそ15%に達するという。

さらに、もうひとつの要因として指摘されているのが、電動車によるカーシェリングやライドシェアの増加。電動車によるシェアード・モビリティの増加により、2040年には、走行距離ベースで見れば全体の30%以上が、電動車になると見込む。

また、BPは2040年から、ガソリンやディーゼルエンジンを搭載した内燃機関車の新車販売が、世界的に禁止されていく可能性がある、と予想している。

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