メルセデスベンツGLC350e 4MATICクーペ(参考画像)

メルセデスベンツは、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2018において、複数の新型プラグインハイブリッド車(PHV)を初公開すると発表した。

メルセデスベンツは現在、『Cクラス』、『Eクラス』、SUVの『GLC』などに、PHVグレードとして、「350e」をラインナップ。また、最上級サルーンの『Sクラス』にも、PHVを設定している。

PHVパワートレーンはGLCの場合、エンジンが2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力は211hpを発生する。モーターは、最大出力116hp。システム全体では、57.1kgmのトルクを引き出す。トランスミッションは7速AT の7Gトロニックプラスで、エンジンとモーターの間に配置。動力性能は、0〜100km/h加速5.9秒、最高速235km/h。

二次電池は、蓄電容量6.2kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大34kmをゼロエミッション走行できる。その効果もあり、欧州複合モード燃費40km/リットル、CO2排出量59g/kmの優れた環境性能を達成した。

ジュネーブモーターショー2018では、複数の新型PHVが初公開される予定。メルセデスベンツは、「最新世代のOM654型ディーゼルエンジンに、最新のハイブリッド技術を組み合わせる」、とだけ明らかにしている。

メルセデスベンツEクラスセダンのE350e(参考画像) メルセデスベンツC350e(参考画像)