横断歩道や信号機が設置されていない道路を徒歩で横断していた90歳の女性がクルマにはねられた。女性は収容先の病院で死亡し、クルマの運転者は逮捕されている。

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13日午後6時20分ごろ、愛媛県宇和島市内の県道を徒歩で横断していた高齢女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者を逮捕している。

愛媛県警・宇和島署によると、現場は宇和島市吉田町鶴間付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。90歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、骨盤骨折に伴う外傷性ショックなどが原因でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する46歳の女にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は海沿いにある見通しの良い区間だが、道路照明や街灯は無く、夜間の見通しは悪くなっていた。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は海に面した区間。昼間であれば見通しはかなり良いのだが、夜間は悪くなっていた。防波堤を兼ねた歩道は海沿いにあり、家が立ち並ぶ陸側は路側帯しかなかったという。