2016年にイギリスのアストンマーティンからデビューした『DB11』。この車種は当初、5.2リットルV12ツインターボエンジンモデルのみのラインナップであった。しかし、2017年に新グレードとしてよりスポーティなV8エンジン搭載モデルが追加された。
新しく搭載されるV8エンジンは、今回初めて技術パートナーである独AMG社製の4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを採用している。最高出力は510ps、最大トルク675Nmを発生させ、0-100km/hの加速は4.0秒、最高速度は約300km/hに達する。
このエンジンはV12モデルと比較して115kgの軽量化を実現。さらに、コンパクトになったため、よりホイールベースの中心にエンジンを配置することが可能となり、俊敏性が向上しているという。
電子的なキャリブレーションが施されたこのV8エンジンには、エンジンのリプログラミングとスロットルマッピングによる新しいECUソフトの開発によって、アストンマーティンならではのエンジンフィールとサウンドを実現している。
他にもV12モデルとの差別化が図られており、専用のエアインテークやエキゾーストシステム、ウェットサンプ潤滑システムを装着。エクステリアにも、専用のアロイホイール、ダークヘッドランプベゼル、2つのボンネットベントが装備されている。
アストンマーティンは、軽量コンパクトで豊かなキャラクターを備えたこのV8エンジンモデルは既存のV12と合せて、消費者に魅力的な選択肢を提供するとしている。
アストンマーティン DB11 にAMG製のV8エンジン[詳細画像]
2018年02月08日(木) 22時00分
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