豊田合成は2月2日、2017年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。四半期純利益は米国法人減税の影響もあり、8.9%増の172億8400万円で4期ぶりの増益となった。
オプトエレクトロニクス事業はバックライト向けLED製品の販売減少などでふるわなかったものの、主力の自動車部品事業は国内外の販売増や為替の影響等により増収。全体の売上高は同6.9%増の5919億1900万円で2期ぶりの増収となった。
利益については、国内外での自動車部品事業の増販効果や為替変動等の影響はあったものの、製品構成の悪化および固定費の増加等により、営業利益は同9.5%減の256億4000万円。2期連続の減益となった。一方、経常利益は固定資産売却益の増加等により同3.4%増の288億0500万円、四半期純利益は米国税制改正等の影響により同8.9%増の172億8400万円。いずれも4期ぶりの増益となった。
連結業績見通しについては、売上高を前回予想比200億円の8000億円に上方修正、営業利益は同30億円減の400億円、経常利益は同20億円減の430億円に下方修正。純利益は260億円に据え置いた。
豊田合成、最終利益が4期ぶりの増益…米国法人減税などで 4-12月期決算
2018年02月06日(火) 17時00分
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